Le blog de 🌜Méllie🌛

ただ単純に頭の中を文章化したかったから。ついでに読まれても構わないし心を言葉にしてみた結果

贅沢か。

L'Oiseau bleu

–チルチルミチル読んだことあるでしょう?

– …ないよ、先生。
結局、たどり着くのは0か100か。


どんな半生だっただろうと大切なのは培ってきた人間性だ。何もない世界に放り出されたら肩書きなんて要らない情報に過ぎず、資格さえなんの盾にもならない。肌で感じられるただ1つの人間性だけ。よく使う言葉、言葉の選び方ひとつで人間性は表れる。
意味もなく過去に彩りを与える人、偽りで塗り固められた姿を自負する人たちに、一瞬たりとも私の視界を阻まれたくはない。
信頼関係を築き上げるのは容易くない。 友人、知人、他人… 私にとっての知人と他人は、ほとんど定義が変わらない。知人は多いが友人と思える人に出会えるのは難しく、彼らは尊い存在だ。
人も物事も縁があればたどり着き、なければ自然と離れるもの。もちろん往くものは追わない。
100%で信じられるものなどはなく、 そして100%で心を向けてはいけないこと。 両親という存在と、家庭という世界で愛情を伴う教育を受けて育った場合は、比較的自然と身につくはずの感覚が私には備わっていないと先生は言った。
今さらでも、人と人、心と心の距離感を自力で身につけなくてはいけない。より人生を生きやすくするためにも、自分で自分を守っていくためにも。
とにかく後悔するのをやめること。他人を100で信じないこと、求めないこと、合わせないこと。先生のことさえもだと先生は言う。そして、ただひとりを除いて。


贅沢で孤独な生きもの。生は死よりもやはり難しい。